こんにちは。

店主の橋本です。

ショップで天然素材の商品を並べようと思い、昔から使っていた、和紡布(わぼうふ)というオーガニックコットンで作られた体洗いを思いつきました。

昔、池田むつう整体院(現在は閉院している)の女先生が阪急箕面の駅近にある「縁(えん)」というお店を紹介下さいました。そのときに、石けん不要の不思議な体洗いと出会いました。
残念なことに縁(えん)は、現在営業されていません。そういうこともあり、ネットで調べたところ「和紡布(わぼうふ)」であることが、判明。その後は、ネットで購入しておりました。

ショップで扱うには、仕入れないといけません。

それで、早速スタッフに製造元を調べてもらったところ、「益久染織研究所」という会社にたどりつきました。

話を進める内に、「一度、お会いしたい」という依頼が来ましたので、早速、奈良のお店の方に伺いました。お店で、直接現物が見たかったこともあり、こちらから伺いました。
場所は、近鉄奈良駅の近くにある「奈良もちいどの店」です。

店内に入ると、すごく気持ちがなごむような空間です。オーガニックコットンの波動に満ちあふれているからでしょうか? 気持ちよかったですね。

色々とお話をお聞きしている中で、一番驚いたのが、今回のタイトルのことなんです。

中国山東省の農家と契約して直接綿や生地になったものを仕入れておられるのですが、その農家が驚きなんですね。

オーガニックコットンなどというハイカラな名前なんかまったく眼中になく、

大昔(100年前)から、農薬、肥料なんか使ったこと無い、畑に自然に植えているだけ。このやり方しか知らんよ

虫が綿を食ってるけど、虫も生きないといけんから、食わせときゃええ。必要な分しか食わんから

なんとまぁ、喜楽というか、おおらかと言うか。でも、これが自然農法の神髄なのでしょう。素晴らしい!!(なまりは、私の感じた雰囲気で、脚色しております。失礼。)

これが、和紡布がオーガニックコットンで、手つむぎでありながら非常に安く商品ができる訳なんですね。(100年間無農薬の益久さんのページ

オーガニックコットンを育てるのに、こんなに苦労しました。それは、さぞかし人件費がかかったでしょう。というエピソードが吹っ飛んでしまう、お話ですね。(右は、お店にあった綿花です)

そうか、オーガニック、いやいや、その農家に言わせれば「ただの綿」。

オーガニックは、普通だった。

いやー、驚きの日でした。

次回は、出会ってしまったオーガニックコットン(いやいや、普通の綿)の5本指靴下「あしごろも」をご紹介します。「何故、手つむぎか」も紹介します。

近々、ショップに並びます。乞うご期待。→現在は、ショップで販売中です→クリック。